アトピーの原因として、最も大きな原因となってるのがダニです。ですので、アトピーの対策として、ダニ対策が重要となります。
ダニは、一見、単なる虫のように思えますが、クモの仲間で、人を噛むダニ、皮膚病の原因となるダニが存在します。
なかでもアレルギーになるダニは、人を噛んだりしないダニで、1mm以下のため、肉眼でとらえるのが難しいほど小さな生き物です。このダニ自身もアレルギーの原因となりますが、それらの死骸、排泄物、卵もアレルギーの原因となります。
ダニは小さな生き物ですので、どこにいるか分かりにくいのですが、ハウスダスト、畳やじゅうたんの中などにひそんでいます。
えさは主に人間やペットのフケや毛、食べ物のかすなどで、人間の生活しているところには、ダニのえさがたくさんあるのです。
ダニの繁殖しやすい環境は、湿度70%前後、気温25〜30度です。梅雨から秋にかけて、ダニが繁殖しやすい環境で、夏がピークとなります。
ダニは低温にも案外強く、繁殖こそしないものの、生存することはできます。しかし、50度以上の高温となると死んでしまします。
また、乾燥にも弱く、湿度60%以下の環境が続くと死んでしまします。ただ、ダニが死んだとしても、死骸が残っているとアレルギーの原因となるのです。
最近は、冬でも暖房を継続して使用されることが多いため、ダニが多く生存している場合もあります。
ダニ対策には、じめじめした環境をなくすことです。つまり、窓を開けて通気を良くしたり、除湿機等で部屋の湿度を取ることです。
さらに、こまめに掃除機をかけて、食べ物かすやフケなどを取り除いてしまえば、ダニのえさも少なくなり、ダニ対策となります。
また、見落としがちなのが、寝具の中のダニで、寝具の管理も大切です。
天候の良い日は、寝具を干すなどして、ダニ対策をしましょう!
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