化学繊維やウールは、肌を刺激することがあります。絹は肌ざわりが良く、通気性も吸湿性も良いので人気のある素材ですが、アレルギーになることがあります。
一方、木綿は通気性も吸湿性も良く、刺激が少ないので、アトピーの人には最も推奨できる衣類です。
また、最近は通気性や吸湿性の良い化学繊維も開発されています。木綿でなくても肌を刺激しない衣類なら良いでしょう。
木綿であってもフランネルのように裏が起毛になっているものは、肌を刺激します。アクリルのソックスなどにも裏が起毛になったものがありますが、これも好ましくありません。足の炎症が続くような時は、靴下をチェックしてみると良いでしょう。
ハイネックのセーターは、毛糸が直接、くびに当たり、炎症を起こすことがあります。
また、ジーンズも布地がかたく、ももなどがこすれて炎症を起こすことがあります。
乳幼児の顔や頭に炎症のある時は、お母さんが着ている衣類が肌を刺激していないかチェックしてみましょう。
そで口、くび回り、足くび回り、下着のゴムなどがきついと、こすれて皮膚に炎症を起こすことがあります。ゆったりとしたものを選ぶようにしましょう。
また衣類を脱ぐ時も注意が必要です。炎症のあるところがこすれて余計に悪くなるからです。
特に耳切れのある時は、セーターやシャツの脱ぎ着で耳をこすらないように注意しましょう!
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