生活習慣病とは、高血圧、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症、脳卒中、狭心症、心筋梗塞、ガンなどの病気のことをいいます。
この生活習慣病は、若いころからの食生活、運動、喫煙、飲酒など、さまざまな生活習慣の積み重ねが原因になって起こります。このため、若い世代にも見られますし、高齢になっても発病しない人もいます。生活習慣病のほとんどは、無症状の時期が長く、症状があらわれるころには病気がかなり進行しており、しかも自覚症状が出たあとでは、治療がなかなか難しいことも少なくありません。しかし、本人が気づかないうちに、病気の兆候は何らかのかたちで体にあらわれています。それをいち早く見つけ、発病する前に生活改善をして進行をくい止められれば、生活習慣病を未然に防ぐことができるのです。
このように生活習慣病の早期発見、また生活習慣病を未然に防ぐためには、自分の健康を自分で守ろうと
いう意識を高くもち、定期的な健康状態のチェックを行うことが大切になってきます。
【生活習慣病の5大要因】
・食習慣(食べすぎ、偏食)
・運動不足
・ストレス
・喫煙
・飲酒(飲みすぎ)
生活習慣病は、さまざまな悪い生活習慣病が原因となって引き起こされます。その中でも最も大きな要素が太りすぎです。日本人の食生活は、昔と比べて豊かになり、外食志向による高塩分、高脂肪、高カロリー食の過剰摂取などで、栄養バランスが崩れ、多くの人が適正体重をオーバーしています。
この肥満が多くの生活習慣病の原因となっていますので、まずは太り過ぎないことが大切になってきます。
生活習慣病を防止するには、以下の事項に注意する必要があります。
・思春期の体重を目標にする
・過剰な栄養摂取を避け、1週間単位でバランスの良い食事を心がける
・適切な運動を行う
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