メタボの人は、食生活を改善することが重要です。
1.食べすぎの改善
まずスタートは、「お腹いっぱい」に食べないことからスタートしましょう。
これは当たり前のことですが、結構、実行が難しいものです。
・「食べ過ぎた」と思ったら、次の食事の主食(ご飯やパンなど)や、肉や魚の「主菜」を減らし、3食、
あるいは、何日間かのトータルで食事のバランスを取る。
・「主食」でお腹いっぱいにしない。たとえば、ラーメンとチャーハンといったパターンや、パスタにパンなど
という、主食をダブルでとることを避ける。
昼に外食をすることが多いのであれば、主食だけでなく、副菜がついている定食メニューを選ぶことが大切です。
2.早食いはしないよう改善
太っている人に共通している食べ方は、早食いです。脳に満腹というサインが到達する前に胃の中に食べ物が入ってしまうので、常に食べすぎの状態となってしまいます。
食欲を抑えるのは難しいかも知れませんが、早食いは意識さえすれば比較的簡単に実行できます。
また、意識して良く噛むようにすれば、いやでも食べるスピードが遅くなります。
和食の会席料理を食べる時、最初に出てくる小鉢を見ると、こんな量ではとても足りないと思えます。ところが、時間をかけてゆっくり一品一品と料理を食べていると、それほど量を食べているつもりはなくても、なぜかお腹がいっぱいになったという経験があるのではないでしょうか。
逆に、丼ものなどでは、大盛でも簡単に食べられてしまいます。これも早食いが影響しているのです。
したがって、メタボ対策には、丼ものやファーストフードなど、短時間で食べられるものを極力避け、食べるのに時間のかかる食事を選ぶことも重要でしょう。
3.別腹をやめるよう改善
女性に多いのが、デザートは別腹と、つい食べ過ぎてしまう人です。
残念ながら、これは間違いなくカロリーオーバーとなり肥満につながります。食後に甘いお菓子を食べるのをやめお茶を飲むだけにするのが良いでしょう。
また、残った物がもったいないからと、全て食べてしまうのも肥満のもとです。残ったものは明日にまわすなど、一工夫するだけで、食べすぎの習慣が改善されるでしょう。
食生活を改善してメタボ対策を!
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