美容と禁煙には、どのような関係があるのでしょうか。
タバコを吸うとニコチンの血管収縮作用により、抹消血管の血液の循環障害をきたします。そのため、血流が悪くなり、皮膚の温度が低下します。
タバコを吸った直後から皮膚の温度が低下し、さらに少しずつ上下して元の温度に戻るのに70分ほど掛かります。そのころ、また喫煙し、結局、皮膚の温度は常に低い状態となるでしょう。普通で2〜3度、敏感な人では5度程度、低下すると言われています。
顔に高価なクリームをつけてマッサージをするのは、血液の流れを良くするためですが、喫煙により、全く逆のことをしているのです。
これでは、どんなに高いクリームをつけ、エステに通っても追いつきません。顔色が悪くなり、シワが出来やすくなります。
さらに、喫煙によりビタミンCも不足することとなり、肌にも良くありません。メラニン色素の代謝にもビタミンCが関与しており、喫煙者はメラニン色素が沈着しやすくなり、肌が黒ずんだり、シミが目立つこととなります。
また、喫煙者のシワは、非喫煙者のシワより深く、口の周りに出来やすいの特徴です。
喫煙によって、そんなにシワが出来やすくなり、顔が変わってしますのか・・・。
若い時、色白と言われて、シワ一つない女性であっても、シワとたるんだ皮膚の間にファンデーションがまだらにつき、ムラとなってよどんでしまいます。
また、シワだけでなく、歯ぐきもどす黒くなってきます。非喫煙者の歯ぐきの色はピンク色ですので、どちらが健康的か一目瞭然です。
誰でもシワが増えるのは気分が良いものではありません。シワの有無により10才は違って見えますので。
シワが出来てから後悔してもどうしようもありません。
美容のためにも、永遠の禁煙タイムにチャレンジしましょう!
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