皮膚に貼るだけで、禁煙の辛さが緩和されるのがニコチンパッチです。
ニコチンパッチには、ニコチンが塗布されており、皮膚に貼るとニコチンが少しずつ体内に吸収されるようになっています。
これにより体内にニコチンが補充され、離脱症状が薄れていきます。ニコチンパッチは、貼ると効果が約24時間に渡って持続しますし、安全性も高いのです。
有害なニコチンを皮膚を通じて体内に入れるのか?と思われる方もいるかも知れませんが、タバコの煙にはニコチン以外にも200種類以上の有害物質が含まれており、それらがいろいろな喫煙関連疾患を引き起こします。
一方、ニコチンパッチには、ニコチン以外の有害物質が含まれていません。
また、喫煙では大量のニチコンが瞬時に身体に入り、それが血中に流れ込んで全身に回ります。急激かつ大量に入ってくるニコチンは、ニコチン依存を持続させるだけでなく、全身の毛細血管を収縮させ、心臓や脳などに影響を与えます。
一方、ニコチンパッチは、少量のニコチンをゆっくりと皮膚から供給します。これにより、ニコチンによる心臓や血管への負担を少なくして離脱症状を軽減しようとするものなのです。
ニコチンパッチを使っている時は、喫煙をしてはいけません。
喫煙すると、両方からのニコチン摂取で体内のニコチンが過量になり、頭痛やめまい、吐き気などの副作用を起こすことがあります。
また、寝る時はニコチンパッチはとりましょう!貼ったままでは、ニコチンの作用で眠れなくなることがあります。
ニコチンパッチを使った禁煙でも、最後に禁煙できれば問題ありません。ただ、ニコチンパッチに頼りすぎ、パッチなしではいられなくなると、禁煙できたとは言い切れません。
最後は、ニコチンパッチの使用も避け、永遠の禁煙タイムを取得しましょう。
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