タバコを吸うと頭がスッキリすると言う人がいます。なかには、試験勉強、深夜の仕事で眠くなった時に目を覚ますためにタバコを吸うと言う人もいるぐらいです。
喫煙すると、タバコ中の一酸化炭素が、ヘモグロビンと結合し、本来結合するはずの酸素と結合できなくなります。その結果、一酸化炭素を含んだ血液が身体をめぐり、酸素の不足した血液が体内をめぐることとなります。もちろん、脳へ供給される血液中の酸素も不足し、大脳の酸素不足が効率を低下させる原因となるのです。
そのため、試験勉強中に頭をスッキリさせようと喫煙すると、脳はかえって酸素不足となり、学習能力は、低下してしまうのです。もちろん、受験生は喫煙しないようにするべきなのです。
親であれば、子供の成績は気になることでしょう。しかし、勉強しなさいと言いつつ、そばで喫煙していると子供の知能に影響を及ぼすのは明らかですし、健康障害も引き起こすことでしょう。
乳幼児が、生まれた後にタバコの煙にさらされていると、認識機能と行動機能に悪影響が出る可能性もあるとも言われています。
また、タバコの煙にさらされていると、知能が低下することが認められたとの報告も出ている。さらに、多動、攻撃性、抑うつなどの状態が高くなるとの報告も出ている。
つまり、子供がタバコの煙にさらされると、その量や程度によらず、知能低下や脳の発育障害が起こる可能性があるということです。
大切な家族、子供の将来を自分の喫煙が原因で、台無しにしたくはないですよね。
そうなる前に、永遠の禁煙タイムにチャレンジしましょう!
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